2014年5月18日日曜日

太陽王観劇 長文です

連日の初日観劇

幸せなことです。感謝!

シアターオープは2回目

窓からの見晴らしが素晴らしいです。

富士山がみえなくて残念


友人からチケットを譲ってもらいました

ありがとう!

観たかった公演だったので、期待しての観劇

1部は、ストーリに強弱がなくて

思っていたものとは違うので

少々眠気を感じる所もあったけど

歌詞がメッセージ性があるので

1部が終わった後の観客は、

胸に歌詞が染み渡って言葉が出ない人、

私みたいによくわからないと思っている人

に分かれていたと思う。

作者の木村先生がプログラムに

フランスのこの時代を伝えられるように

歴史的事実をていねいに書くように心がけた

とかいてある。

だから一部は面白くないと感じたのかな?

二部は、すごく面白くてあっという間に

終わる。

素晴らしかったです。



順を追って説明します。

これからはストーリがわかるので

観劇前の方は読まない方がいいかも


幕開きは劇作家のモリエール、瀬稀ゆりとによって

ルイ14世の物語が語られます。

ちえちゃんが、バレエダンスを踊ってくれる。

ナポレオン上演中もバレエの練習をしていたそうです

やっぱり、ちえちゃんの存在感が他とは違う。

一人で舞台で踊ってる姿をみれただけでも

良いです。ポーズ、一つ一つがとても美しい


ルイの従兄弟、ボーフォール、真風が民衆を引き連れて

客席から登場

重税に苦しんでいる民衆と「フロイドの乱」が起きる

それを幼いルイに代わって政治の実験を握っていたのが

母親アンヌ、万里柚美と枢機卿マゼラン十輝いりす

マゼランが鎮圧させる

アンヌとマゼランの会話が

淡々としてて、面白くない

仕方がないのかな?

面白くないと思うのは私だけなのかな?

十輝いりすの台詞のいい方が私は苦手なの

(決して嫌いではないです)

だからかもしれない


紅の登場。弟役です。

衣装がピエロみたいでおしゃれ?

綺麗ですよ、一斉にオペラがあがってた

私もみた(笑)

綺麗に化けたな〜

派手好きでお気楽物の設定、紅、こんな役ばっかりで

可哀想。

笑いを取ってました。

弟の紹介でルイの人生に影響を与えた

マリー、綺咲愛里。愛し合います。

可愛いですよあーちゃん

ちえちゃんとあーちゃんのツーショットが新鮮

あーちゃんがとにかく可愛いし初々しい

ちえねねを見慣れてるから新鮮


マリーはルイの国王としての生きる道を教えた

重要な人。



ルイが戦場で倒れて危篤。

そこで、次の後継者である紅が登場

本人は、国王になんてなりたくない

必死で抵抗する紅の演技が面白い




献身的に看病するマリーのお陰で

ルイは息を吹き返す

寝ているベットのしつらえが王の臨終

それに気が付くルイの台詞で笑い


今回のお芝居は演者が想定してない

笑いが起きているのがわかる

なんだかクスッと笑える場面がありますね


献身的に看病をしてくれたマリーと愛を

確かめあうが、二人は引き離される

マゼランの姪との結婚はできないのである

ルイは、王であるにもかかわらず、

初めて愛した人も守れず

嘆き、このままではいけないと決意して

一部は終了。


二部はマゼランが臨終の時にルイにこれからは

政治を一人で決断する事を言い残して息を引き取る

場面で始まる。


ルイはスペインの王女のマリーテレーズ、優香りこ

と結婚している

この二人の関係が悲しくて切ない。


王である兄のマリーを失った心の穴を埋めるために

弟である紅が王妃の侍女を務める

モンテスパン夫人、壱城あずさ、しーらんを紹介

シーランが妖艶でした。

やっぱり、女役がぴったり

もともとが男役顔じゃないからね

とても良かった。


モンテスパン夫人は国王との

子供がたくさん授かる。7人らしい

正妻であるマリーテレーズは

子供は授かるがなかなか育たない

悲しいですね。

マリーテレーズ役の優香りこもすごく歌がうまくて

良かった

モンテスパン夫人は国王の寵愛を独り占めしたくて

黒ミサを主催する

ラ、ヴァワザン、夏樹れいの館を訪れる。

夏樹れいが美しく迫力ある演技

ちょっと怖い

このシーンは何だろう?

プログラムをみて黒ミサ?らしいとわかる

日本人には馴染みがないから観劇していて

わからないかも

モンテスパン夫人は子供の事を顧みず

外出の為に化粧をしている

ここも面白い

のちにモンテスパン夫人は失脚していく

子供の養育係のフランソワーズ、妃海ふう

ふうちゃん、上手いわーー

台詞の声がとても柔らかで上手さが際立つ

思慮深く、つつましさが伝わる。

王妃、マリーテレーズの第二女官長になって

王宮に仕えるようになる


王妃が亡くなるシーンは

胸に迫るのです。

夫である国王ルイ14世のちえちゃんの

演技も良かったけど

財務総監役であるコルベール、十碧れいやが

国王は臨終に立ち会ってはいけないと

追い出す所が迫力があって

国王の悲しみが一層際立つ。

私は、涙が出そうになった。


国王はフランソワーズとの結婚を

希望するが一度は断られる。

でも愚直なまでの思いを伝えらて

フランソワーズは承諾。

良かった良かったで終わりです。

フィナーレが黒燕尾で男役が踊るのです。

いやーーー

格好良かった!!!

最初に紅、真風、十碧、麻央の4人が並ぶ

背が高いメンバーだから

迫力がある。そこにちえちゃんが入る。


フィナーレが付いてるとは思っていなかったので

嬉しかった。得した気分です。


ちえちゃんとあーちゃん、ふうちゃんのシーンも

何気に「陛下♪」と言うのがなんかおかしくて

笑った。

きっと笑われるなんて思ってなかったと思う。



初日の挨拶は、あんなにかっこいいちえちゃんが

いつものちえちゃんの第一声で会場が笑で

ちえちゃんが、「え?」何って顔が可愛い

初めてのシアターオープの会場がとても

大きくてびっくりしましたと話していました。

観劇後の感想ですが

真風は意外に歌うけど、存在が薄い

役的によくわからん!

最後は捕まって仮面被らされるけど

よくわからない。

ストーリーにはなくてもいい役かもしれない

なんだか可哀想でもったいない

仕方が無いかもしれないけど

もったいない



しーらん、りこ、ふうちゃん、あーちゃんと

4人と絡むちえちゃんが新鮮だった。

意外だったのが濃密なラブシーンがない。

ちえファンの友人曰く、

「ねねちゃんに操を立てているのよ、ちえさんは!」

成る程!

こういう所もファンとしては

嬉しいらしい。

チケットが取れたらもう一回は

観たいな〜

とにかく、ちえちゃんが素敵です。

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