2023年5月13日土曜日

花組 舞姫観劇

2023年5月13日土曜日

花組聖乃あすか主演の「舞姫」を観劇

初演、愛音羽麗主演を旧日本青年館で観劇した。

しかし、記憶が戻ってこない。

ヒロインの野々すみ花が狂っていった記憶しかない。

しかし

今回の舞姫。

聖乃あすか、誠実な日本の公費留学生で、

一途にエリスを愛している青年を好演していました。

お芝居後半、エリスへの愛、祖国への愛の間で苦悩する。

同郷の日本人画家、馳芳次郎(侑輝大弥)の

死を目前にして故郷の日本に帰りたいという

姿を見て、

このまま、ドイツで生きていくのか?


この時代、簡単に帰国もできない。

なかなか理解できない立場ですが

やはり、日本に帰れなくなったら?

と苦悩したのか?

愛する身をものエリスに再会しても

迷っている。

エリスは豊太郎の心変わりに気が付き

流産、そして気を狂わせる。

悲しい話です。


エリス役の美羽愛ちゃん、笑顔が可愛い。

可愛いので、辛い。


歌唱力は主演二人とも

もともと、上手くないけど

努力しているのがわかるので、

今後も期待しておこう。


専科の一樹千尋さん、何を演じても

同じに見える。

万里柚美さん、

エリスの母親役ですが、

歌えないのが、辛い。

紅羽真希君、いやーな上官役を

好演してました。この役、楽しそう。


和海しょう君、ドイツ人の憲法学者

控え目でした。

泉まいら君、小心者の公費留学生

この舞姫のストーリーでのアクセントでした。

美空真瑠、まるちゃんはうまいです。

男役としては小柄ですが、

使われるのも納得。

滑舌が良く、歌唱力もあります。

あと、スタイルの良い子、

夏希真斗。素敵でしたよ。

フィナーレはついてなくて、

お芝居だけでの幕でした。

カーテンコールで

聖乃あすかが

あじさい、つつじと薔薇に

舞姫という品種があって、

今の季節、薔薇が綺麗

A fairy tale で薔薇の花をさがしていた少女が

(客席に視線をいかせて)

来ています。


終演後、みんな華ちゃんを探せ状態でした。


私は見つけられず、すぐに劇場を後にしました。




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2023年5月1日月曜日

花組 二人だけの戦場 初日観劇

梅田芸術劇場4月29日

花組「二人だけの戦場」初日を観劇

3階席だったけど

とても集中して観劇できました。

初演観劇したかどうかも覚えてなかった。

観劇して、観てないと確信。


話しは、淡々としていて、宝塚らしくない

ストレートプレイみたいでした。


役者がみんな、上手かった。

まさつか先生に鍛えられたのでしょう。

目立ってよかったのが、

クエイド少佐役のきょんちゃん(航琉ひびき)

ハウザー大佐役、専科のりんきら(凛城きら)

ダジャレも面白かった。

(まさつか先生、ダジャレ入れますね。)

シュトロゼック役、専科、高翔みづ希

いつも感心するくらいうまい検事役、峰果とわちゃん

ついつい「ちゃん」づけしてしまう。

もう上級生ですね。

エルサ役の朝葉ことのちゃん

大人っぽい女役でした。



主役二人はもちろん良かったです。

れいちゃん(柚香光)は白い軍服が

かっこいいのは当たり前だけど

茶色のカーディガンに黒のパンツスタイルの

後姿にクラっときました。

惚れてまう。

ひとこ(永久輝せあ)の弁護人としての

演技が抑え気味、というか

この芝居での本人のパワーバランスを

心得ていて、主役のれいちゃんを素敵に

見せてる。


ひとこ、できる子やと感心した。

まどか(星風まどか)も熱演

最後には泣けました。

個人的にれいちゃんの歌唱力に

がっかりするのですが、

トップに選ばれし、オーラとチャーミングさを

持っている。

人気があるのも

うなづける。

チケット難というのもわかる気がする。

一度でも生で観劇できてよかったです。




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