2021年10月27日水曜日

博多座「川霧の橋」観劇

博多へ行ってきました。

友人が博多にいるので、久しぶりの再会と

月組観劇。充実の遠征でした。

博多座に行くのは、2回目。

花組の「あかねさす」以来。

雰囲気のある趣のある劇場です。

ロビーに屋台風の出店も健在でした。

楽しい。



川霧の橋。

初演を観て(ずいぶん前)、良い作品なのに、

再演をしないなあと思っていました。


江戸物は難しいのですね


月城かなとの幸次郎、鳳月杏の半次、

海乃美月のおみつ。

演技巧者で見ごたえがありました。


暁千星の清吉、前面で主演がお芝居しているうしろでの

お芝居の時に笑顔が可愛くて、悪役の清吉になっていない。

舞台上で歯を見せてほしくなかった。

そこが残念だった。



お甲役の麗千里が、うまいです。

下級生の頃は演技がイマイチだったけど

成長したなぁとうれしい発見。

あと、蓮つかさ。

台詞の口跡がよく、芝居が締まる。


杉田屋の下働きのおなごし役お咲の

佳乃百合香の声がかわいい。

初めて声を聞いたかも。

白河りりも一場面だけど目立つ役でした。


推しのちなつ(鳳月杏)の半次の報われない愛に

泣きました。

半次が、清吉を殺めたかどうかは、想像させる終わり方

ちなつは裏切らない出来栄えでした。


ショー「Dream Chaser」


珠城りょうのサヨナラの公演だったのを

ほぼそのままだったので、

大柄のたまちゃんの衣装をれいこが着ているのに

残念なことになっていました。

両脇にスタイルの良い、ちなつとありちゃんに

挟まれてかわいそうでした。


個人的にちなつを観に行ったので、

2番手として出番も多くて、嬉しいかったです。

青の衣装のスパニッシュの場面、

さくらの所を天紫珠李を踊って居たのですが

さくらのねっとりとした目つきに見慣れていたので

物足りない。(笑)



ミロンガはれいこが真ん中で踊って居ましたが

うーーーんの出来栄え。


仕方ないか・・・








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2021年10月13日水曜日

星組 柳生忍法帖新人公演 観劇

2021年10月12日星組

「柳生忍法帖」新人公演観劇しました。

期待のかのんちゃん(天飛華音)の主演。

どのように演じるのか?

興味津々で大劇場に向かいました。


幕開けはヒロインの瑠璃花夏。

身長の高いひっとん(舞空瞳)の衣装なので、

華やかさに欠けるのは否めない。

演技は良かったですよ。

声もきれいでした。


かのんちゃんの声が男役になってた!

こっちゃん(礼真琴)に似てた。

殺陣をしてからの歌は大変だったと思う。

本役のこっちゃんが、いかにすごいか!

本人は身に染みて分かったと思う。

声が後半出にくくなる箇所もあったけど

最後の銀橋渡りのソロは気力で

歌った。あっぱれだった。


今回の公演は役が多くて、なかなか一人一人を

チェックできなかったけど

下品で非道な藩主加藤明成役の

鳳真斗愛が上手かった。

この役が下手だとお芝居がこける重要な役。


碧海さりお(本役愛月ひかる)も上手いけど、

愛ちゃんほどの迫力はなかった。

颯香凜が堀主水役(本役美稀千草)と

柳生宗矩役(本役朝水りょう)の二役。

上手かったです。

声が通るし滑舌もいい。

驚きました。


全体的に予想していたより

出来栄えがよくて、星組の生徒の層が厚いのが

わかった。


ただ、小道具が多いので、特に刀の扱いが

失敗しているのを散見した。

笠を取ったりするのも手間取ったり

衣装が着ぐずれていたりする生徒も多い。

もっとも大きな失敗をした

奏碧タケル(本役天華えま)。殺陣の途中に

舞台で滑って

小道具の長ーい槍を落としてしまったのには

驚いた。

私の隣の人は思わず、声が出てました。

でもすぐに拾い上げて、再開。


やっぱり、新人公演だなと


生の舞台を観劇の醍醐味。


新人公演観劇できて

楽しかったです。




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2021年10月10日日曜日

LOVE and ALL THAT JAZZ 観劇

10月10日 日曜日15時

月組バウ「LOVE and ALL THAT JAZZ」を観劇


以前は体育の日。

57年前の東京オリンピックの開会式の日です。

統計で10月10日が晴れが多いから開会式に決まったのも

うなずける快晴でした。


おだちん(風間柚乃)主演公演へ

行ってきました。

前方席だったので、オペラを使うこともなく集中できました。


ジャズピアニスト役ですが、歌いまくります。

おだちんが上手いのは知ってたけど

ここまで、歌えるとは!

日々の基礎練習を重ねていたのだなぁと感心します。

ダンスもうまくなってる。

スタイルが、イマイチなのが、たまにキズ。

三拍子揃いすぎても、宝塚の生徒は出世しないから

いいのかも



冒頭にピアノを弾くシーンからの後ろ姿で

笑ってからの

一人芝居的なところの台詞の間が難しい

想像力と集中力があるので、

芝居がこけない。

そこから一気に歌い、観客の心を

しっかりつかむのはさすがです。



二部で、雪山を超えて、500キロ歩いていく

シーンの歌が長いです。

よく、あの長さの歌を歌いきれるなと

感心しました。

7分くらいあるそうですが、

トップさんでもこの長さは歌わせない。

私が飽きずに聞き入りましたが

巷の噂では、眠くなるらしい。




ヒロインのおはねちゃん(きよら羽龍)も

歌えるのは知ってたけど

オペラ歌手志望といわれても納得の歌唱力でした。

小顔だけど、まだまだ、ふっくらしていて

下級生です。

可愛かったですよ。

演技力も「アンナカレーニナ」のキティ役を

抜擢されていただけはあります。


ナチスの親衛隊4人が

礼華はる、大楠てら、一星慧と槙照斗。

背が高いメンバーなので

迫力があって怖かった。

パル君は、主人公の大学時代の友人。

友人だったけど、ナチス親衛隊になり

主人公を追い詰める役です。

パル君も存在感ありました。

二部ではユダヤ人役と真逆を演じます。


主人公二人以外は二役をするのは

知っていましたが、違和感なく

観ることができました。

からんちゃん(千海華蘭)やすくん(佳城葵)

ぎり(朝霧真)まお(蘭尚樹)を筆頭にみんな見せ場もあります。

本公演では歌、台詞もほとんどない生徒も

使ってもらえて、勉強になったと思います。

月組生は下級生でも歌えるし、芝居心もあって

層が厚いなと毎回、感心します。

個人的なオラフ(真弘蓮)がよかったです。


フィナーレはみんなで踊っている中で幕。


今回はジャズの話でジャスの曲が使われますが

主人公の心情を歌い上げる曲調が

和物。

そこが違和感がありました。

演歌?昭和の歌?

そこが、残念でした。

もう一回観たいけど、

チケットがないです。



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