2018年5月14日月曜日

あかねさす紫の花観劇。博多は楽しい街だった!

5月12日にライブビューイングで
花組「あかねさす紫の花」「サンテ」を
ようやく観た後、


13日にいざ博多座へ行ってきました。


博多へ行くのは、中学生以来。
最初で最後の父との二人旅だった。


今回、行くことにしてから
父との博多での旅の思い出が蘇りました。



父に買ってもらった博多人形。
とても高価なのに
買ってくれたことに


すごく嬉しかった思い出。
もう、割れてしまったけど、
お人形の姿形は記憶に残っています。



そんな思い出の地、博多。
到着したら土砂降り!
笑。


でも福岡空港から博多座へは
全く濡れることもなかった。


博多座へのアクセスの
良さを友人たちが言っていることに
納得しました。



さて、「あかねさす紫の花」Aパターン。

中大兄皇子がちなつ(鳳月杏)
大海人皇子がみりお(明日海りお)
天比古がかれい(柚香光)


3人ともよかったですよ。
予想通り、見応えがありました。


大好きなちなつの大きな役に
博多まで、行く価値あると思い
行ってよかった。


欲を言えばもっと観劇したかった。
いや、観るべきだった。


後悔先に立たず。
また、反省した。


中大兄皇子の大きな愛、わがままな愛だけど
どうしても押さえきれない愛。



大きな仕事(大化の改新)をするために
そばにいて欲しい。


「そなたが必要なのだ!」


こんな事を言われたら
くらっとくる額田の気持ちも理解できる。


初演をみたときは、小学生だったので、
とにかく、榛名由梨さんが演じている
中大兄皇子が憎ったらしくて


嫌いだった役。


それが年月を経て大人になった?私だからか?
中大兄皇子が理解できるようになったのか?



それとも、ちなつが演じている
中大兄皇子だから
共感できるのか?


そこは、わからないけど・・・


(かなりちなつ贔屓なのは否めない。)


大きな大きな中大兄皇子。
感情表現は大海人皇子の方が
起伏に飛んでるので、


ちなつの熱演ぶりがわかりにくいかもしれない。
ほぼ、オペラでちなつしかみなかったので


かなり感情がほとばしっているのが
わかりました。
ライブビューイングでは

抜かれてない映像だったので、
やっぱり、生の舞台を観れて
よかったです。


大海人皇子と額田を巡って
争う幻想の場面。
セリが上下するし盆は回るし


迫力のあるシーンでした。


博多座って装置が素晴らしい。



今回、宝塚を観ない人は、
主役を額田女王と思う人がいると
聞いていたが、


確かに、出番も多いし、
二人の皇子に愛される
もう一人、いた。

天比古にもだ!


こんなにいい役だったっけ?


と気がついた。


ゆきちゃん(仙名彩世)が素晴らしかった。


子役も可愛かったし、
結婚して、子供を産んで大海人皇子と
幸せ感も出ていたし


中大兄皇子に言い寄られ
困惑、動揺、そして、
本当の心の声を認識するあたり


しっかりと計算しながら演じていたのに
感心した。


主役のみりおちゃん。
何を演じさせてもできる!
凄いです。


可愛い子役、(ポーで実演済みだけと)
幸せいっぱいの青年。
兄を敬う弟。

愛妻を奪われて拒絶し、
妻の心の奥底にある兄への愛を知った時の驚きと失望。
どうしようもない、妻と兄への思い。


割り切ったつもりが兄の天皇即位の儀式での
元妻への美しさに


狂ってしまう大海人皇子。


凄かったです。


かれいの天比古。
子役は可愛い。
ちょっと変わった人の役なので


難しい役所だが、すごく良かった。
あってると思う。


柴田先生が、どうしてこの役を作ったのか
子供の頃はわからなかったけど
やっとわかりました。


額田女王ってひどい女だと
いうことですよね。

確かに酷い。


二人の皇子を利用したという風にも
取れる。

宮廷の祭祀で
舞を踊ったり人に注目されるのが
好きだっただけかも

(あくまで、私の憶測です。)


あと小月、乙羽映見ちゃんが上手でしたね。
安心して観てました。


音くり寿ちゃんの十市皇女も可愛かった。
久しぶりに父親の大海人皇子に再開して
歌うシーンは


可愛いが故に悲しみを誘って、
涙します。


くりすちゃんは、影ソロもうまかった。



さて、ショーのサンテ!



客席降りがなくなって残念だった。

でも、お芝居が重い話だったので
ショーは出演者も楽しそうなので、
こちらもウキウキしました。



みりおちゃんとゆきちゃんの盆が回る
お肉とソースの所でビック(羽立光来)がね
ソロで歌います。


美穂圭子さんも良かったけど
また違った魅力の声で
肉とソースが絡んでいました。


あの歌声で歌われたら
気分が乗って来るだろうな


アキラ(瀬戸かずや)とマイティ(水美舞斗)が踊っていた
シーンはマイティの代わりをホッティ(帆純まひろ)。


マイティの筋肉質な身体が話題になったけど
ホッティは普通の女の人に見えた。


身体能力もダンス力もマイティが上ですね。


マギーさんと美穂圭子さんが演じてた
ボクサーと歌手の場面。


ちなつが爽やかなボクサー。
バラの花束を持って会いに行くなんて
素敵すぎる。


ベーちゃん(桜咲彩花)の歌手の歌は
かなり努力したのは伺えましたが
いまひとつ。



2番手のかれい、
ライブビューイングでは音響が
良かったのですね。


歌が上手くなってると
驚いたのですが、
生で聞いたら


いつものかれいちゃんでした。
がっくりしました。


声量は付いてきてるけど・・・
頑張って欲しい。
いずれトップになるのだから



他にも書ききれないほど
素敵な公演でした。


Bパターンはガラッと芝居内容が
変わるらしいです。


主役が中大兄皇子になるから
大海人皇子の場面がどうなるのか?
興味津々です。



無理しても行ってよかった。


Bパターンも行くことにしました。笑





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